はじめに
先日、こんな記事を書いた。
記事にしているくらいだから改めて言う必要もないが、
僕は30歳を目前に控えた20代男。そして今薄毛治療をおこなっている。
そして、この記事でその途中経過をまとめようと思う。4月から通い出したため、約1ヶ月が経過している。
薄毛治療に至った経緯
興味本位と言えばいいだろうか。
将来薄毛に悩まされたくなく、興味本位でお試し体験付きの頭髪のチェックに行ったのがことの始まりである。
そして、薄毛の可能性がある、とはっきり言われた。
その証拠に、マイクロスコープを使った写真では、薄くなりかけていた。
1つの毛穴から2~3本太く生えているのがほとんどであったが、その薄毛になる可能性があると言われた箇所は、1本。なおかつ毛がかなり細い。
不幸中の幸いで、僕はかなり初期段階だった。
ただ今後薄毛対策を考えているなら、間違いなく必要になるとの言葉を受け、今薄毛治療をすると即決した。
なぜなら施術の費用が桁違いだからだ。
進行具合によっては、100万円以上は大いにあり得るそうだ。(ちなみに自分の場合、費用は30数万円)。
念の為補足しておくと、一般的な薄毛治療(AGA治療)も年間で30数万円。その多くが機器治療と薬の処方によるものらしい。
これが進行具合によってはやはり100万円を超える。
ただ、僕が通っているクリニックはできるだけ薬を使わないことを推奨している。
なぜなら、薬を処方しなくなったらまた薄毛になる可能性があると指摘していた。ただその真意はまだわからない。
では、通っているクリニックは何をしているかと言えば、機器の治療、生活習慣の改善と頭皮マッサージだ。
機器治療はさておき、生活習慣の改善とは、食事、睡眠、運動の改善である。頭皮マッサージは後述する。
そこでこれ以降は、通院して1ヶ月で食事、睡眠、運動がそれぞれどれくらい良化したか、5段階評価で★マークを使って触れていく。
薄毛治療 生活習慣改善 食事 ★☆☆☆☆
食事、睡眠、運動の中で最も困難なのが食事面だ。
というのも、たった1ヶ月で激変するわけではないからだ。
クリニックの先生から言われているのは、タンパク質とビタミン、水分の摂取を推奨されている。
食事面が困難と言われているのには、もう一つ理由があって、それが過去の偏食にある。
大学進学を機に一人暮らしを始めた。
多くの方も自分と同様に直面するのだろうか、年々家事がめんどくさくなる。
食事に関して言うと、手っ取り早く作れる、安い、洗い物も少ない、パスタばかりを食べていた。それを約10年くらい続けている。
そして、先生から小麦とマーガリンの摂取を控えるように、とほぼ命令のような形で指導が入った。0ではなくとも、1/3以下にはするように、とのことだ。
約10年続けてきたことを変えるのは容易ではなく、一番苦労している点だ。
そして代わりに何を摂取するようにしたか、それが以下だ。
- プロテイン(豆乳で割る)
- 納豆
- 野菜
- バナナ
- 味噌汁
- 野菜
- 黒胡麻
- ハチミツ
- ヨーグルト
いかにも健康そうなものが羅列してある。
特に力を入れるよう言われたのが、プロテインと水の摂取だ。もう少し詳細を書く。
薄毛治療 生活習慣改善 食事 プロテイン
ご存知の方もいるだろうが、爪や髪の毛はタンパク質からできている。
そして、そのタンパク質の摂取に最適なのがプロテインなのだ。

タンパク質を多く含む食材一覧を引用している。
では、プロテインのタンパク質含有量はどれくらいかというと、15~22g前後のようだ。これが鶏胸肉100gとほぼ同じらしい。
その手軽さからプロテインをおすすめされている。
また、一般に水や牛乳で割って飲むところを豆乳で割るように言われている。
タンパク質含有量に大差はないが、糖質・脂質が少ないからのようだ。
まるで栄養士に食事管理をされている気分である。。。ただ過去の偏食から脱するには徹底することが必要なことのようだ。
薄毛治療 生活習慣改善 食事 水分
水分の摂取も強く推奨されている。
その理由は、水分補給がターンオーバーにかなり重要ためだ。
ターンオーバーと聞くと、肌のことを思い浮かべる方が多いだろうが、頭皮も肌である。
つまり、食生活を改善し、栄養素を身体中はもちろん、頭皮にしっかりと届けるために必要なのだ。
1日に必要な摂取量は最低2リットル。
職場にウォーターサーバーもあるため、意識して水分を摂取するようにはしているものの、毎日2リットル摂取できているかと言われると微妙だ。
食事面に関して書くのはここまでとするが、苦労していることが伝われば幸いである。
10年間続けた食生活を意識的に変えようとするものの、ここまで自炊の引き出しもない。結果、できることから始めている。
つまりプロテインと水分の摂取だ。手軽というのもある。。。
薄毛治療 生活習慣改善 睡眠 ★★☆☆☆
次に睡眠だ。
睡眠に関して言われていることは2つ。
睡眠時間は最低6時間は確保すること、22時~2時は就寝しておくである。
1つ目の6時間の睡眠時間の確保は比較的容易だ。
これまで6時間に満たないこともあったが、その原因はスマホを触るなどのネットサーフィンである。
原因ははっきりしているため、早起きする生活に変えた。
これまで:0時~1時就寝 6:30起床
これから:23時~0時就寝 6時起床
今のところできない日もあるが、できる範囲でやってみてはいる。
一方で、全くできていないと言っても過言でないのが22~2時に就寝しておくことだ。
一人暮らしの方はご存知だろうが、夕食を作る、食べる、風呂に入るといった日常生活が想像以上に時間を取られている。
夕食を取り終えたら22時を過ぎている。
おそらく突き詰めていくと、どこかでだらっとした時間を過ごしているせいだろう。
そして日によっては、飲み会などがある。22時就寝などもってのほかだ。
こういう背景もあり、先生も流石に折れた。
(予定がない限り)22~2時に就寝しておくと決まった。
これに関しては実施できている。22時に寝るなど中学生ぶりくらいのことだ。
薄毛治療 生活習慣改善 運動 ★★★★★
最後に、運動。
食事、睡眠、運動の中で先生も認めてくださっているのが運動の習慣だ。
社会人1年目からジムに通う習慣がある。
先ほど、23時~0時に就寝し、6時起床に起床と書いたが、休日は7時から9時までジムで運動している。有酸素運動も無酸素運動に関わらずおこなっている。
旅行に行く、実家に帰るなど無ければ毎週必ず行っている。
先生曰く、受診される方で一番ハードルが高いのが運動らしい。
例えば、朝30分のウォーキングから始めることから始めるよう薦めるらしいが、「休日は寝ていたい」という声がかなり多いようだ。
気持ちはわからなくもないが、すでに運動の習慣がある身としては、何不自由ないことだ。
個人的には、運動の習慣がない人は朝30分の運動はかなり長く感じてしまう気がする。
習慣に関する書籍を読んだとき、「小さく始める」ことが書かれていた。
朝の運動を薦めているが、「夕方近所からもう一つ遠いコンビニに歩いていく」これくらいから始めてもいいと思う。
幸い気候も暖かくなってきたことだし、朝眠いなら夕方でもいい。それに歩いた先にご褒美が待っているなら一つのモチベーションになる気もする。
小さく始めることだ。
薄毛治療 頭皮マッサージ ★★★☆☆
最後に、頭皮マッサージに関して。
ここで言う頭皮マッサージとは、文字通り頭皮マッサージとシャンプーの仕方もそうだ。
初診時、洗い残しと皮脂の分泌が多いことがわかった。
皮脂の分泌を抑えるために、ターンオーバーが必要、つまり食生活の改善、特に水分の摂取が勧められたというわけだ。
また自分の頭皮が硬めなようで、それに付随してなのか、皮脂もやや固まっていると言われた。
皮脂が固まる、言い方を変えれば毛穴に詰まった状態だと酸化して悪臭を放つ原因になるようだ。
そこで頭皮マッサージを日々するよう教わった。血の巡りを良くすることが狙いだ。
またそれまで入浴をさっと済ませていたのも改善。
かなり小刻みに指を動かし頭を洗う、洗い流す際は洗った時間以上に時間をかける、そしてお風呂で頭皮マッサージをする。
この3つをして、約1ヶ月様子見したのだが、洗い流しはかなり減っていた。
ただ、依然として頭皮は硬いようで日々マッサージは必須だ。
施術1ヶ月の結果
では、教わったことを実践して髪の毛が増えたのかというと、
結論、わからない!
と言うのも、結果が出るには時期尚早という意味だ。
食生活と睡眠は教わった通りのことが実践できていない。
マイクロスコープで薄毛になる可能性の箇所を見たが、さほど変化はない。
しかし、洗い残しは減っていたし、一番苦労している食事の面でも、1回1回の食事に気をつけるようになった。
ここから向こう2~3ヶ月で成果が出るのではないかと思っている。
さいごに
以上、20代男が薄毛治療をして1ヶ月の経過報告をまとめた。
自身の薄毛が気になる方もいるだろうし、月ごとに薄毛治療の記事を更新していくつもりである。
実際やってみて思うのは、決して簡単ではない。
ここに書かれたことをやってください、と言っても容易ではないと思う。
運動の習慣が全くない人は特に。
ただ、以前も書いたが、悪化する前の対策は今しかできない。この記事がどなたかのためになることを願って書いていく。
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