【学習曲線とは】20代でも経験できた学習曲線のスゴさ

学習曲線とは 体験談

はじめに

「早く結果が欲しい!」

「〇〇をやっても結果が出ない」

よく聞く話である。

結果を最短最速で出すために、打ってつけなのは既に結果を出している人に聞くことだと思っている。

絶対とは言い切れないが、言ってしまえば、結果を出している人のやる通りにすれば、結果は出るだろう。

では、人に聞けない場合どうするだろう。その次に考えられるのがSNSだ。

SNSでは「人生で成功した〇〇」など調べれば色々出てくるだろう。例えばYouTubeで「成功」と入力すると、検索候補がたくさん出てくる。

そして「成功」で検索し、一番上と次に表示された動画は、それぞれ71万回、66万回再生されており、やはり需要はあるのが伺える。

このように、結果を出していることは多くの方が望んでいるようだ。

そして、成功、もう少し突き詰めると成長、つまり「何かができるようになる」ために、学習曲線という段階を多くの方が踏む。

自分もそのうちの一人だ。

何か新しいことを始めようと思った時、学習曲線を知っておくとかなり役立つはずだ。

学習曲線とは?

では、まずは学習曲線とは何かから説明していく。

学習曲線(別名:ラーニングカーブ)とは、あるタスクやスキルにおいて、経験や反復練習によって習得や効率が向上する様子を示すグラフや概念のこと。ChatGPTより

図で見た方がわかりやすいだろう。

結果が欲しい人なら、誰しも最短での達成を目指す。赤線のように、目標達成できたらいいが、そういう訳にはいかない。

ダイエットを例に考えてみよう。

3ヶ月で10kg痩せるという目標があったとする。この場合、話をシンプルにするために1ヶ月で10キロ痩せれば目標達成だ。

しかし、ダイエット経験者はご存知のように、話はそう簡単ではない。

仮に1ヶ月目、ランニングと食事制限をすることから始めたとする。そしてこの1ヶ月目がおそらく一番きつい時だ。

まず、それまでの生活になかったランニングと食事制限をするというストレスがかかる。

次に、それを1週間続けてもいきなり3kgとか減るわけではない。

「こんなに大変なのに、なんで体重減らないの?」、とここで葛藤が起こる。人によってはやめてしまうだろう。

最初こそ成果が欲しいのに、最初こそ成果が出ないのだ

ところが結果が出る時はポンっと一気に結果が出始める。

生憎ダイエット経験がないが、おそらくランニングと食事制限を行う生活を身体が覚え始める。

これが学習曲線の面白いところである。

継続は力なり、なのだ。

では、次に自分の成功例と失敗例を紹介する。

学習曲線 成功例

これまで、何かができるようになったという経験はいくつかあるが、筋トレもその一つである。

今年で筋トレ歴は5年目に突入した。ここではベンチプレスを例に取る。

ベンチプレスとはこういうやつだ↓

一般的に、バーベルの重さは20kg。

筋トレ始めたての時は、この20kgのバーベルも「重たい」と感じていた。理想とする筋骨隆々な方への道のりはかなり険しい、とお先真っ暗。

と思っていたが、40kgまですんなり持ち上げることができた。

20kgから40kg、そして50kgと重量を伸ばすようになったものの、60kgあたりから学習曲線通りだったが、変化も感じていた。

先ほど、成長曲線のこちらの画像を見せたが、思わぬ落とし穴があった。

確かに、重量は伸びているものの、「伸び悩む」時期もあるのだ。個人的に学習曲線通りには筋トレが進まず、このような時期を過ごすことがあった。↓

筋トレをしている友人曰く、20kgごとに大きい壁があるようだ。

そのため、60~65kgあたりをずっと停滞していた。伸び悩みだろうと自分に言い聞かせ、数をやれば大丈夫と脳筋状態だった。

ただ、後ほど分かったが、伸び悩みの原因は自分にあり、フォームが間違っていたのだ

そして今思い返せば、学習曲線のグラフ通り進むには、正しい努力をすれば、という条件がある。自分の場合は、間違った努力(正しくないフォーム)をしていた。

筋トレ歴5年のうち、過去4年無駄な努力をしてきたわけだが、5年目に修正。

すると驚いた。65kgはなんの抵抗も無くなっているじゃないか。今は70kg~と数字を伸ばし続けている。

正しい努力(基礎)は絶対に必要だ。

もしくは、目指すべき目標があれば必要な努力ができるので、学習曲線通りにいくはずだ。

ただ、目指すべき目標だけがあってもダメだ。失敗例を紹介する。

学習曲線 失敗例

次に、失敗例だが、学生時代に始めたギターだ。

大学生になると、それっぽい趣味に興味を持ち出す。筋トレもそうだし、楽器、バイク・車、キャンプを始めるのもその一つだ。

自分だけかもしれないが、身近にこの2つを新しく始めた友人も多かった。

正しい努力をする、もしくは、目指すべき目標がある、この2つがあれば学習曲線通りに進むと先述した。

今回の場合、目指すべき目標があった。とあるアーティストの存在だった。プロであるそのアーティストのように、まずはギターを買う、弾いてみることから始めたのだ。

ただ、正しい努力をするということをしていなかった。いや、厳密には努力もしていない。

覚えている限りでは、1ヶ月でやめた。全く弾けるようにならない理想と現実のギャップが理由だった。

ど素人が1ヶ月やっただけでプロと肩を並べようとする無謀さも大したものだ。。。

それに、習慣化する方法も知らなかったため、「弾けるようになる」という成果を急ぎすぎた。習慣化には、「Atomic Habits」という書籍がおすすめである。↓

筋トレとギターを通じて、やはり成果を出すことは簡単ではないと身をもって痛感した。

自分のギターなどはもってのほかで、1ヶ月でプロのアーティストのようになれるわけがない。

最速で成果を出すには、コツコツやることなのでは?という考えに落ち着いた。

さいごに

以上、学習曲線をまとめた。

振り返ると、正しい努力もしくは目標とすることで学習曲線を「最速」で辿ることができる。

仕事なり趣味なり新しく何かを始める際は、参考になるグラフだ。

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