家具配置のコツ|インテリア作る時の盲点、「高さ」に関して

家具配置のコツ 高さ 家具・インテリア-Furniture・Interior-

はじめに

元家具屋勤務だったんですが、このブログを通して発信することは野球ニュースが多くどうせなら、と先日家具・インテリアに関する記事を書きました。

インテリアを作る時のコツ、である。

今回は第2弾、「高さ」に関してです。

ピン、と来ない方もいるでしょう。

他業界は分かりませんが、家具・インテリア業界において「おしゃれ」とされる部屋はいくつかの要素やルールがあります。

高級家具を買う=おしゃれ、ではないです。

裏を返せば、その要素やルールに沿えばお手頃価格の家具でも「おしゃれ」は作れます。

そしてその要素の一つが、「高さ」、もっと言うと統一感です。

簡単な例を用いながら、家具配置のコツの一つ、「高さ」に関してご紹介します。

家具配置のコツ 統一感

やや脱線しましたが、ここではインテリアを構成する上で欠かせない「高さ」もしくは「統一感」に関して触れておきます。

統一感、もっと砕いて言うと、揃っている状態がおしゃれの要素の一つ

そしてこの「揃っている」状態は、「高さ」にも求められます。

では、揃っている状態の反対、散らかっている状態はおしゃれ要素が一切ないのでしょうか。フリーサイトから「messy(散らかった状態)」と検索し、これらが検索結果です。

個人的には、おしゃれとは程遠いと思うのですが・・。

一方で、統一感のある部屋、おしゃれな部屋はどうでしょう。

同じく、検索したものが以下です。

どのような感想を抱くかは人それぞれだとしても、先ほどの画像よりは統一感があるのではないでしょうか。

実は、おしゃれを構成する他要素がこの画像内にはあるのですが、おしゃれな部屋と言えるはずです。

ここでは統一感という点に注目しましたが、当記事の本題である、「高さ」の例を見てみよう。

家具配置のコツ 高さ

では、本題へ。

「高さ」は家具・インテリアを構成する「モノ」ではありません。

そのため、「高さ」を揃えることが統一感を生み、その結果まとまりが生まれ、おしゃれに見えると提案しても理解が得られずらかったのをよく覚えています。

統一感でいうと、ダンスを思い浮かべるとわかりやすいでしょうか。

ジャンルは違えど、揃っている状態は感動を生む。観客が拍手をするのにも納得がいきます。

日体大の集団行動がまさにそうです。初めて見た時は驚きました。

インテリアにおいても、揃っている状態はおしゃれポイントの一つ。

ただ、ネット検索しては見たものの、高さが揃っているものばかりのため、自室の物を例に紹介してみます。

スツールに観葉植物を載せており、横にデスクが置かれているという自室のインテリアなのですが、どのような印象を持つでしょう。

正解、不正解があるわけではないんですが、与える印象が違うのはお分かりいただけるはずです。

1枚目のようにスツールの座面をデスクの天板と同じ高さにすることは決してしません。個人的にこの画像には違和感を覚えます。

感覚的になってしまうんですが、統一感がないと感じてしまうためです。

ちなみに現在、一番下の画像のように家具を配置しています。

こうして3枚をまとめると、違いがあることは一目瞭然です。

植物の高さとデスクの上に置いた時計の高さを揃えることが狙いです。他にも自室の棚も高さを揃えることを意識しています。

1Kの部屋で、左がベッド、真ん中・右が棚なんですが、棚と棚の高さは揃えています。

では、もし仮に左が棚、真ん中がベッド、右が棚の場合、アイテムの高さが高い、低い、高いとなりバランスが崩れてしまう、結果統一感がなくなるのです。

高級家具=良いインテリアではない、ということを業界に身を置いて理解しました。

そして良いインテリアを作る要素は、モノ以外にもあります。

「高さ」、盲点です。家のインテリアを考える際、参考にしてみてください。

さいごに

以上、家具配置のコツ、「高さ」編でした。

繰り返しになりますが、インテリアを考える際には、いろんな要素によって「おしゃれ」が作られます。

高級な家具はあくまで一要素です。

仮に高級な家具が無くとも他の要素のポイントを踏んでおくと、「おしゃれ」は作れます。

奥が深いんです、インテリア。

けど、だから楽しいんです、インテリア。

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