ナチュラルインテリアの作り方|シンプルさと統一感をポイントに考える

インテリアのコツ ジャンル 家具・インテリア-Furniture・Interior-

はじめに

インテリアにはいろいろなテイスト、ジャンルがある中で、多くの方が目にしたであろうインテリアが「ナチュラルインテリア」。

家具ならではの「温かみ」を感じやすく、そのためか心地良い空間となりやすいためでしょう。

当記事のブログ主も部屋のインテリアテイストは、ナチュラルインテリアです。理由は自分の嗜好に一番合っていたのはもちろん、おうち時間を良いものにするためにこうなったのかもしれません。

当方1Kで一人暮らしをしていますが、一人暮らし、もしくは家族と暮らしているかに関わらず、ナチュラルインテリアを作る際に気をつけたポイントをまとめます。

元家具屋スタッフでもあるので、参考になれば幸いです。

なぜナチュラルインテリアは人気か

本題に移る前に、なぜ様々なテイストがある中で「ナチュラルインテリア」は、世代問わず人気なのでしょうか。

個人的に、その理由は2つあると思っています。「流行に左右されない」また「取り入れやすいためかと。

流行に左右されない

まず、流行に左右されないという点に関して。

インテリアにもファッションと同様、流行が存在します。身につけるファッションと違い、人目に触れにくいですが、流行が存在するのは間違いないです。

例えば、2000年代初頭に海を渡って、「ブルックリンスタイル」なるデザインが日本に取り入れられました。

木、鉄、革、レンガなどを用いたインテリアデザインが流行り、いまだに飲食店やカフェでこういったインテリアの店を見かけますね。

そしてそれに続き、インダストリアルデザイン、韓国風インテリア、ジャパンディスタイルといった流行が存在しています。

ただ、そういった流行とは無縁なのがナチュラルインテリアです。

世代を問わないことが昔も今も多くの方のインテリアに取り入れられる理由かと思います。

取り入れやすい

次に、取り入れやすさに関して。

今でこそ、IKEAやニトリ、無印良品といった家具を扱うインテリアショップが身近になりましたが、昔の家具の購入方法って違ったんですよね。

「〇〇家具」とか、「〇〇木工」とかで作ってもらっていたそうで。婚礼家具もその一つです。今ほど家具の買い替えが頻繁になされることは少なかった背景があります。

後述しますが、長年木材を家や家具に使っていました。「ナチュラルインテリア」を作る要素である「木」を使う基礎が出来上がっているわけです。

ナチュラルインテリアの作り方 特徴

では、ナチュラルインテリアを作る上で、どういったことに気をつければ良いのか。ナチュラルインテリアの特徴をまとめます。

カラー

  • アイボリー
  • ベージュ
  • ブラウン

素材

  • 木材
  • 天然素材(麻、コットン)

小物・雑貨

  • 観葉植物
  • 間接照明

一般的な賃貸の場合、部屋の壁紙は白のはずです。

そしてもしそうなら、この時点で「白」が達成されます

インテリアコーディネートにおいて、「70:25:5の法則」というものがあり、どこかで耳にしたことがある方もいるかもしれません。

70:25:5の法則とは、インテリアデザインの配色の比率を指します。

ベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(5%)、これに則ってインテリアを作ることで、バランスが取れた、言い方を変えればおしゃれな雰囲気な部屋作りができるんですね。

こちらを参照に↓

スターバックスのインテリアのテイストは、「モダン」でしょうが、解説がなされています。

ナチュラルインテリアの作り方 注意点

具体的な作り方の解説に移る前に、注意点も重ねてご紹介。

結論から申し上げると、単調になりやすいことです。

先述したように、ナチュラルインテリアは取り入れやすく、「70:25:5の法則」に則れば概ね部屋作りが完成されるでしょう。

ただ、落とし穴があります。

アイボリーやベージュといったトーンの落ち着いた色、いわゆるアースカラーの多用は、部屋を殺風景にしてしまいがちです。

例えば下の画像。「悪い例」をフリーサイトから探したのですが、これといったモノがあまりなく、、、

部屋全体の色のトーンが合っていますが、野暮ったくなってしまうんですね。

個人的意見では、この部屋を70:25:5の法則に当てはめるのであれば

  • ベースカラー50
  • メインカラー:50
  • アクセントカラー:0

目を惹く色、アイテムがなく、殺風景となってしまいかねない

加えて、所狭しとモノが置かれていることも相まって、部屋が窮屈な印象を覚えます。

裏を返すとたった5%ですが、文字通り、アクセントカラーが「アクセント」になるんです。

では、どうやってこの「アクセント」を生み出すかといえば、観葉植物や間接照明といったアイテムを取り入れることをオススメします。

後述しますが、僕はナチュラルインテリアを作る上で、観葉植物と間接照明に加え、ドライフラワー、アイアン(鉄)も取り入れています。

ナチュラルインテリアの作り方 事例

では、ここからあくまで一例として、自室をご紹介します。

部屋全体の写真を撮ろうとも思いましたが、スポットスポットでの写真を紹介とさせてください。

では、まずカラー素材小物・アイテムをご紹介。

カラー

  • ブラウン

素材

  • 木材

小物・アイテム

  • 観葉植物
  • ドライフラワー
  • 間接照明

また、自室を70:25:5の法則に当てはめるのであれば以下と分析しています。

  • ベースカラー:白(壁、天井)
  • メインカラー:ブラウン(家具、小物)
  • アクセントカラー:黒(小物)

まず、ベースカラーは白ですね。

おそらく一般的な1Kで、壁紙やフロアタイルも使っていません。

次に、メインカラーですが、ブラウンで統一しています。

ただ、このブラウンもTHEブラウンといったアイテムはもちろんなのですが、オーク材の家具を使っているためやや黄色っぽいモノもあります。

また、ナチュラルインテリアにはないものの、そのオーク材家具にに鉄脚が使うことで、「アクセント」を生んでいます、後ほど写真をご覧ください。

最後に、アクセントカラーですが、今お伝えしたように鉄脚が使われたデスクとスツールを部屋の一角に集めることで黒が目立つよう配置しています。

こんな感じです。写真をご覧ください。

まずはデスク周り。

鉄脚のデスクとスツールを同じ箇所に。ややインダストリアルな雰囲気でアクセントに。

またスピーカーのサランネットも黒で、ここでもひっそりと統一感を生んでます。

フロアランプはいずれ購入予定なのですが、今部屋にある間接照明はこのデスクランプのみ。

写真だと伝わりにくいでしょうが、1つの間接照明があるだけでも、「良い感じ」の空間演出は可能です。

ベッドの枠はオーク材、ベッドシーツは麻。色は毛布とともにベージュで統一

ここはナチュラルインテリアって感じですね。

部屋の随所にドライフラワーを置いています。

また、スピーカーというアイテムもブラウンカラーのモノ(Marshall)を購入。

珍しく、衝動買いしてしまいました。絶対部屋に合うと確信していたのです。

そして、やっぱり部屋に合いました。

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以上、あくまで一例ですが、自室のナチュラルインテリアをまとめてみました。

次に、せっかくなので上の写真のような、ナチュラルインテリアのアイテムをどこの家具・インテリアショップで購入できるかまとめます。

ナチュラルインテリアのアイテム、どこで買う?

漠然と、ナチュラルインテリアのイメージを掴めたのではないでしょうか。

漠然と、で結構です。

殺風景になってしまう、という点に気をつければナチュラルインテリアは作れるでしょうし、各アイテムも比較的身近なショップで揃えられるはずです。

では、まずはナチュラルインテリアの家具やアイテムが購入できるショップをご紹介。

以下のショップが比較的リーズナブルです。

また、当方関西に住んでいるため、かなり限定されてはしまいますが、TRUCK FurnitureSQUARE FURNITUREがオーク材×鉄の家具を作成されてます。

もちろん、ここで紹介している家具屋さん以外にもショップがあるのは重々承知してます。

あくまで一例であることはご理解ください。

さいごに

以上、ナチュラルインテリアの作り方・コツをまとめました。

繰り返しになりますが、殺風景となることは注意いただきたいです。

カラー、素材、小物・アイテムを揃えるのは良いものの、それだけだと単調になってしまいがち。

それを避けるために、アクセントカラーを差し込むことにより、のっぺり感を避けられます。

取り入れやすい分、このミスはしてしまいがちなのかもしれません。

インテリア情報はまた投稿します。ではでは。

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