【NBAでも採用】努力の継続の大切さを知る、Pounding the Rockを解説

pounding the rockとは なんでも -Anything-

はじめに

今、この記事はとあるアラサーが書いている。この記事が30代以下の方の目に止まるかもしれないし、もちろん30代以上の方の目にも止まるだろう。そして共感いただけるかどうかわからないが、30代が近づくにつれある変化に気づき出す。

「気力」が減る、「安定」を求めてしまう

自分自身10代、20代を経験している分その変化にはすぐ気づいた。

例えば、オール(オールナイト)。10~20代半ばまでカラオケオールや宅飲みオールなんて余当たり前。何の不自由もない。

ところが、アラサーとなった今、体が追いつかない。余程の理由がない限りしないだろう。

若気の至り、なんて言葉があるが、感受性が高く、感動の幅が大きい「10~20代前半」の時間は本当に宝だ。若気の至りには賞味期限があってそれはあっという間に期限が切れてしまった。

さ、ネガティブなスタートとなってしまったが、この記事で述べたいのは「 Pounding the Rock 」という言葉に関してだ。とある本を読んでいた際に知ったこの言葉のおかげで自分の生活習慣に変化が見れたのでその紹介である。

継続することの大切さ

下の画像を見てみてほしい。どこかで見たことがあるはずだ。

この画像から学べることと言えば、「諦めるな」などでしょうか。自分自身間違いなく、そういう感想を持つはずだ。

さあではいよいよ、ご紹介。

「 Pounding the Rock 」に関してだ。この「 Pounding the Rock 」はアメリカの社会改革論者であるジェイコブ・リース(Jacob Riis)さんが唱えました。

Wikipediaより引用

「 Pounding the Rock 」の具体の内容は以下だ。

When nothing seems to help,
I go look at a stonecutter hammering away at his rock,
perhaps a hundred times without as much as a crack showing in it.
Yet at the hundred and first blow it will split in two,
and I know it was not that blow that did it,
but all that had gone before.

(以下、日本語訳)
救いがないと感じたときには、
私は石切工が岩石を叩くのを見に行く。
おそらく100回叩いても亀裂さえできないだろう。
しかしそれでも100と1回目で真っ二つに割れることもある。
私は知っている。その最後の一打により岩石は割れたのではなく、
それ以前に叩いたすべてによることを。

最後の1行が、「 Pounding the Rock 」の素晴らしさを物語っている。つまり、結果が出る(101回目)のは、101回目のおかげではなく、1~100回のプロセスにあるってことだ。

なるほどー!と。

この言葉を知った時に、ある動画がフラッシュバック。

サンディエゴ・パドレス所属のダルビッシュ有投手が、ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平選手の2刀流の活躍に当初は懐疑的だったが、彼のトレーニングや生活習慣を見るなり、前言撤回、というもの。

↓動画の7分あたりを参照

つまり、多くが大谷翔平選手の結果に「おー!」となるのに対し、ダルビッシュ有選手はプロセスに「おー!」となっているようだ。

「 Pounding the Rock 」の大枠が見えてきたのではないだろうか。

NBAでも採用された

ジェイコブ・リースさんが説いた「 Pounding the Rock 」はアメリカのプロバスケットボールチーム、「サンアントニオ・スパーズ」のスローガンとしても使われているようだ。

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スパーズのHPリンクに「 Pounding the Rock 」の文字があるように、チーム全体に浸透しているジェイコブ・リースさんの名言である。

Pounding the Rockをこう生かした

書籍で知った「 Pounding the Rock 」という言葉ですが、自分自身にもこのブログ活動に生かすつもりだ。

個人的なことで恐縮だが、実は過去にブログ活動をしていたことがあり、今回が2回目となるブログ活動になる。ではなぜやめてしまったかというと、理想としていた収益化が叶わなかったためだ。

ただ今振り返ると、当時は収益化にばかり考えてしまっていた。投稿した記事数も数える程度。そりゃあ収益化に程遠いわけだ。

こういう背景もあって、「 Pounding the Rock 」を知ってから再度ブログ活動をしたくなった。もちろん収益化を目指すことに変わりはない。読書家である自分が、読む本読む本で筆者がブログを始めたと何度も目にし、影響も受けた。

目指すのは一定の努力をした上で再度継続するか否かを判断したい。

最後に

以上が、ジェイコブ・リースさんが説いた「 Pounding the Rock 」に関しての記事だ。

日本語訳すると、「継続は力なり」だろうか。

歳を取ると、先人の作った言葉をよく考えたなあと実感し、驚嘆する。結果が欲しければ、努力するのはもちろんなのだが、そのプロセスにもちょろっと目を向けてみよう。実は努力を継続してきたことがわかるはずだ。

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