はじめに
トランプ政権が誕生してまだ間もないにも関わらず、多くの政策に舵を切りそうだ。
2月末の時点で追加関税が決定した。。
生憎、政治・経済は詳しくないが、自分にも関係あることが廃止となった。それが「DEI」だ。当方、外資系企業に勤めており、勤務先でも「DEI」というワードは使われている。では、DEI廃止となればどのような変化が起こるのだろうか?
簡単にDEIをまとめ、どういう影響があるかをまとめてみる。
DEIとは?
DEIとは、「DIversity(多様性)」「Equity(公平性)」「Inclusion(包括性:多様性の受け入れを指す)」の頭文字をとった言葉である。
性別、国籍、バックグラウンドなど様々な人たちが働く中で、それぞれに合った職場環境や相互理解を目指すという理念を指している。
当方、外資系企業に勤めており、入社時「DEIとは?」を習ったこと覚えている。というのも、DEIの「E」が平等を指す「Equality」、ではなく公平を指す「Equity」が使われていることに納得がいったためだ。
下の画像が左側が平等、右側が公平さを表す。

また自分自身、アメリカに旅行に行った際、多様性があるという印象を受けた。同性愛、同性婚、多民族、多宗教がミックスされ、Divertity(多様性)の第一線を走っていたのは間違いなかった。
しかし、最近になって、アメリカ企業が相次ぎこのDEIを廃止。どういった背景があるのだろうか。
なぜDEI廃止に舵が切られたのか
ニュースサイトを見ていると、
メタ、アルファベット(Google)、マクドナルド、ボーイングなどいわゆる大企業が相次ぎ「DEI廃止」を発表している。
さらにトランプ大統領発足により、ここに拍車がかかりそうだ。事実トランプ大統領がアップルにDEI廃止するように!と提案した。アップルほどの企業の一挙手一投足に全世界が注目する、どうするかその判断に注目が集まる。
では、なぜ「DEI廃止」が謳われるのか。
その理由が下の動画で述べられていた。「マイノリティへの考慮がかえって不公平を生んでいる」「マイノリティだからではなく、実力で勝ち得るべきだ」としている。
つまり、逆差別が起きているということが指摘されているのだ。また、こちらのサイトでも、DEIがチームの分断になる、一時期のトレンド、ビジネスが優先事項であることが忘れられるなどネガティブな意見が多い。
今後の取り組み
今後、完全に廃止としている企業もあれば、「縮小」としている企業があるのも事実。ウォルマートは「縮小する」としている。
就任してまだ1ヶ月。こんなに矢継ぎ早に政策が進むのは「ビジネスマンの素質」とでも言うのか・・
ただ個人的には、DEIを採用しないということも多様性の一つなのでは?と思っている。なぜなら、十人十色だから。みんな違うのは当たり前じゃん?と思っている。
さいごに
以上、DEIに関してまとめた。
このブログではあまり取り上げることがないであろうトピックだった。しかしながら、外資系企業で勤める上で、自分の身にも大いに関係しそうなことであるため記事にした。
勤務先で方針の違いがあればまた記事を更新しようと思う。
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