はじめに
「本を読むのって良いですよ」
当方アラサーのため、徐々に「30代にとって〜」というワードに敏感になってきた。
先日たまったまこの、「30代にとって〜」に近しい内容の動画YouTubeで見かけた。それがお笑いコンビ、ピースの又吉さんが語る「悩める30代に伝えておきたいこと」だ。
動画の冒頭、「本を読むのって良いですよ」という言葉から本編が始まる。
そうだよな、と頷いた。又吉さんの考える読書のメリットをまとめる。アラサーの方は参考に。30代からでも読書を始めるべきだ。
読書のメリット① 良い自己投資である
良い自己投資である、というのが又吉さんの考える読書のメリットの一つ目。
とても納得できますね。
若いうちにあれをやっておけ〜これをやっておけ〜というのはよく聞く話なのだが、読書は間違いなくそのひとつ。なぜならデータが蓄積されるから。動画内で値段の価値に見合っていると紹介されている。
1冊1,000円の書籍と、1食1,000円の定食、1杯1,000円のお酒があるしましょう。
定食と1杯のお酒は言わば、一時の空腹を埋めるという点において1,000円の価値がある。
では読書はどうだろう?
1冊読み終えるのに、文庫本であれば3~4時間かかるでしょうか?
一般的なビジネス本なら2週間ほど楽しめる。おまけに書籍の内容は知らぬ間に自分の中にデータとして蓄積される。
本の影響で自分の生活に改善があったら?
その恩恵をたった1,000円で受けられるのであれば、同じ1,000円でも価値が違う。それ以降の自分の人生が少しでも良くなるのであればたった1冊の書籍も良い自己投資というわけです。
自分の例で言うと、大学生の頃、漠然とNISAや積立投資などに関心があり、3冊の書籍をいずれも中古で買った。4,000円くらいの買い物でした。
約10年経過した今、資産は確実に増えている。
学生時代の3,000円の投資が、以降うん百万円、うん千万円の資産を築く手助けになると考えるといかに良い投資かお分かりいただけるのではないでしょうか。
仮に自分に子どもができたら、あまり多くは求めない。
ただ、読書だけはおすすめする。
読書のメリット② 読書は2回目がおもしろい
次に、読書は2回目がおもしろいという点。
まるでサスペンス映画でも見ているかのような現象だ。いわゆる伏線回収のようなもの。
この2回目がおもしろいというのは確かにその通り。なぜなら本でも映画でもドラマでもそうだが、1回目は解像度が低い?という表現がいいのでしょうか。
玉ねぎの皮を剥くようなモノでしょうか。
1回目は大枠を知る。2回目、つまり一皮剥くと、よりコアの部分に近づく。1回目で気に留めなかった点が目に付く。
結果的に、2回目の読書は面白さが増す、といったところでしょう。
自分の例だと、『金持ち父さん、貧乏父さん』がそうでした。1回目を読んでも内容の理解は浅かったんですね。なぜなら専門用語があったから。
無知の状態で、キャッシュフローやクワドラントと聞いてもさっぱりだったんですね。ただ、不思議なもので2回目はそういった言葉がスッと入ってくる。
頭の中で解像度が上がった証拠でしょう。
一回読み終えた300ページの書籍は読んでみてはどうでしょう?
以前は2週間かかっていたものが気づけば1週間で読めるようになり、深く内容に浸かれる自信がある。
読書のメリット③ 読書ができれば退屈な時間が無くなる
最後、3点目は思い切ったなあという感想。読書で退屈は無くなる、と。
ただ、なんとなく言わんとしてることは理解できました。
退屈な時間があったら真っ先に何をするだろうか?と考えてすぐ答えが出ました。ネットサーフィンです。
YouTubeやInstagram、Netflixなどネットサービスは暇つぶしの最強ツールだ。もっと言えばスマホこそが暇つぶしの最強ツールです。数十秒の信号待ちでさえスマホに手が伸びてしまう。
ただ、ある日を境にスマホと距離を取るようにした。それが『スマホ脳』という書籍との出会い。
本の中で、スマホがうつ病を引き起こすとは言わないが、うつ病患者の多くがスマホ依存症状態にあると説明されていました。
自分の使っているiPhoneのスクリーンタイム機能を見て驚いた。平均6時間スマホを触っていたんですね。睡眠時間とほとんど同じ時間をスマホに費やしていることにショックを受けた。
それから、InstagramとYouTubeはスマホからアンインストール。その結果2時間にまで抑えることができました。
話が脱線しましたが、要は塵も積もれば山となるわけです。
一回一回のスマホ使用時間は少ないながら、トータルで6時間になってしまっていました。ちょっとの退屈を潰すためにスマホが最適すぎたんですね。
通勤時間が1時間。振り返ればずっとスマホをぽちぽち。その時間を読書に切り替えました。
休日の午前中、なんとなくYouTubeを見ていた。その時間を読書に切り替えました。
退屈な時間が無くなったとまでは言わないながら、本に触れる時間は増え、良い自己投資ができていると感じています。
何歳になっても楽しめる趣味が読書でしょうね。
さいごに
以上、たまたまYouTubeで見かけた動画を引用して記事を書きました。
30代が目と鼻の先です。
20代のうち知っておきたかったこと、20代のうちにやっておきたかったなどのタイトルにつられる。。。
賢者は歴史に学ぶのです。
コメント