はじめに
ちょっと過激なタイトルにしてしまったでしょうか。
つい最近まで、いや、この記事を書いている今でもメンタルを病んでいます。
では、この記事が「私大変なんです」といった趣旨のシェアかと言われれば全く違います。
冷静に自己分析をし、
一般的なストレス解消法を試した上で効果があったことも見つけました。
年齢や性別で抱えるストレスも様々でしょうが、
「外資系企業に勤めるアラサー会社員」が直面しているメンタル不調の原因と対処法をまとめます。
無理にポジティブに捉えるのであれば、これも一種の人生経験です。
「病んでいる」メンタルの症状
ではまず、具体的にメンタルの不調、いわゆる「病んでいる」状態がどのような症状・状態かをまとめます。
その多くはネットで見かけるものです。
- 集中力の低下
- イライラしている
- 不眠
- 人との交流を避ける
主にこの4つ。
繰り返しになりますが、いわゆる「病んでいる症状」の典型です。
こういった症状は過去にも経験があり(新卒1年目)、その時は退職という策を取りました。
ただ、今回はそうはしません。
後述しますが、メンタル不調となった原因は仕事だけではないからです。
学生と社会人のギャップにやられ不調に苦しんだ過去と今回では、
何が違うのか、何が今回の不調引き起こしているのか。
その答えは3つありました。
メンタル不調の原因① 職場
先にも書きましたが、自身のメンタル不調を冷静に分析しました。
おそらくこの状態が続けばいわゆる、「鬱」となってしまうのでしょうがそれを避けるために
なぜ不調なのかを分析しました。
人間の悩みは全て人間関係にある、と心理学者のアドラーは言っています。
指摘の通り、ひっくるめるとそこに起因しているでしょう。
では言うものの、その中からメンタル不調の原因となったことが3つ。
それらが重なったためかなり不調な状態である、という経緯です。
では、1つ目、職場から。
現在外資系企業に勤めているのですが、あくまで自分の勤め先しか分からないものの
「外資系企業で働くってどんなものか」を記事にしています。

少なからず、メンタル不調の原因の多くを職場(仕事)が占めているのは間違いありません。
やっぱり激務です。
参考までに、繁忙期なのもありますがここ1ヶ月は毎日残業4~6時間です。
休日出勤もありました。
それに本当かウソか、他同僚3人も「病んでいる」と訴えています。
となると職場に原因があるように思いますが、、、
メンタル不調の原因② プライベート
次に、プライベートも原因でした。
これまで、ストレス解消としてまず外出することを心掛けていました。
何も用事はないのに、外出し、気分転換をしてみる。
飲食店に立ち寄ったり、何かを買ったりなど、日常に何かしら変化を取り入れていました。
ただ、今回は外出すること、それ自体を避けていました。
それが面倒で、もっと言うと外出することによる外的ストレス、例えば、人混みなどを避けているんでしょう。
加えて、予定が合わず友人と会うこともできずにいました。
故に、一人で答えのないことにずっとモヤモヤしている時間が増えてしまったんですね。
メンタル不調に拍車がかかる一途を辿るばかりです。
メンタル不調の原因③ SNS
最後3つ目は、SNSです。
SNSは今や切っても切り離せないツールの一つだと思います。
友人や芸能人、スポーツ選手をフォローすることで、繋がっている感覚になりますし。
他にも、世間の時事ニュースやトレンドを知ることができるので、総じてメリットが多いでしょう。
ただ、自身が不調だとSNSは牙を剥きました。
比較してしまったんですね。
自分は気分が良くないのにも関わらず、自分以外は楽しそうにしている。
芸能人に限って言うと、すごくキラキラしており、自身とのギャップにさらに気が病む。
ここまで読んでくださっている方がいたら、こんな言葉がふと頭に浮かんだかもしれません。
そうです、メンヘラ状態です。
過去メンヘラとはほぼ無縁でしたが、自分を冷静に分析して分かったことでした。
そう、これは人生経験です。
ここからズーンと気分の落ちた状態のままでいないために何をするべきか、
とアクションしたので幸い「半メンヘラ状態」でいられているのでしょう。
では、実際にどんなことをしたかをまとめていきます。
気分が落ちた状態はかなり気分も悪かったので、あれやこれやとアクションしました。
効果があったことをご紹介します。
メンタルケア方法① 身体を動かす
まずご紹介するのが、身体を動かすです。
どこかで目にしたり、耳にしたりした方もいるでしょうが、運動はストレス解消方法になります。
モヤモヤしてる時って頭の中、もしくは心の中でそれが渦巻いている状態です。
つまり意識のベクトルが精神を向いている状態になります。(ちょっとややこしい事言ってます)
では、なぜ運動することがストレス解消になるか、というと
そのベクトルが身体に向くからです。(ややこしい事言ってます)
当方、ジムで身体を鍛えており、学生時代からの習慣です。
ベンチプレスやショルダープレスなど器具を使って身体を鍛えるのですが、筋肉に負荷がかかります。
つまり、この「負荷がかかる」がベクトルが心から体に向いていることを指します。
ジムに通ったことがない方であれば、ランニングを想像してみましょう。
多くの方が1度は経験があるはずです。
息は切れるし、ふくらはぎは痛いし、走ること自体にうんざりなんてこともあるでしょうね。
そんな時、モヤモヤなんて一切考えません。
なぜなら、意識が身体に向いているからです。つまり筋肉の疲労に意識が向くからです。
身体を鍛えることを目的にジム通いしていましたが
結果的に、それがリフレッシュ効果にも繋がりました。
ジムでなくとも結構です、ジョギング、ランニング、散歩など、身体を動かすことが肝。
効果は実感できるはずです。
メンタルケア方法② ジャーナリング
次に紹介するのが、ジャーナリング。
ジャーナリングという言葉に耳馴染みのない方は、日記と思っていただいて結構です。
ジャーナリングがなぜ効果があるかと言われれば、自己分析ができるからです。
ではジャーナリングが何をするかといえば、書くこと。
何を書くかというと、なんでもいいんです。
ジャーナリングするのが夜なのであれば、その日あったことをなんでも書いたり、
週末に何か用事があるのであればそれが楽しみ〜だったりとか。
頭の中にあるたっくさんのモヤモヤを書いてみてください。
そしたら分かるはずです。
無限にあるように思う自分のモヤモヤって実は1~2個しかないってことに。
そして、どういったことで自分の感情が動くかも分かります。
ジャーナリングで得られるメリットは自己理解が増すことです。
可視化されたり、経験したりすることで「自分」に気付かされます。
自分の場合、モヤモヤしている精神状態の原因が分かりました。
とあるInstagramの投稿がまさに自分の精神状態のそれです。
原因は、突き詰めれば人間関係。過度な期待と依存によるものだったんですね。
書くことに慣れてない方もいるでしょうから参考までに。
誰でもアーティストになれる、と謳っています。
『ずっとやりたかったことをやりなさい』って書籍で紹介されている「モーニングページ」を試してみたのがきっかけ。
本書では、「3ページ書く」と書かれてありましたがなかなかハードルが高く、
B5ノートに5行くらいなんでも書いてしまえ精神から始めました。
習慣化するには時間はかかるものの、やってみると頭の中が見えるようになりますね。
効果ありのメンタルケア方法です。
メンタルケア方法③ 遠出
次に紹介するのが、遠出です。
旅行といってもいいかもしれません。
これはすごく単純な、日常に刺激を入れたい、という思いがきっかけでした。
外出ではなく、遠出とする理由は、日常に慣れているため。
当たり前ですが、普段行くスーパー、駅への道のりは頭の中に入っています。
1日として同じ日はないとはいえ、同じような日が多いはずです。
通勤路、同僚、業務内容、帰路、など。
そこで遠出ってかなり効果的でした。五感に刺激を与えるからです。
詰まるところ、これも意識のベクトルが感覚に向かうから、ですね。
マップをを使わない限り、「あそこ右に曲がったらコンビニがある」なんてわからないですし。
モヤモヤしてる自分なんてすぐ忘れます。「非日常」がストレス解消方法です。
メンタルケア方法④ 読書
最後、読書です。
読書がストレス解消になることは巷では知られているようです。
副交感神経が働き、リラックス効果があるため。
頭の中で想像力が働きまくってしまう本は避けた方がいいようです。
幸い、読書がストレス解消になるということは知っており、
メンタルケアも兼ねて読書に充てる時間を増やしていることが少しは功を奏していると思います。
メディアで話題になった、「Butter」や「ババヤガの夜」がつい最近読了した書籍です。
以上、あれこれ試して効果のあったストレス解消方法、メンタルケア方法は以下4つ。
- 運動
- ジャーナリング
- 遠出
- 読書
もちろん、これらが誰にでも当てはまるケアの方法ではないのは承知の上。
これらを実践すれば必ずしもメンタルケアになる、とも言えません。
ただ、強いて言うと、ジャーナリングは効果がある、と思います。
なぜなら自己分析になるからです。
自身が何に悩んでいるのか、今どういう感情が心に湧き上がるのか。それらを書き出すことで、自分がどういう状況にあるかに気付かされます。
「しんどい」のであれば、何がしんどいのか、またなぜしんどいのか。
「なぜ」がはっきりすることで、初めて適切な対処ができるようになります。
では、次に「効果を実感できなかったストレス解消(メンタルケア)方法」のご紹介です。
あれこれ試した、と冒頭で紹介したようにいくつか試しました。
お金と時間だけかかって全く効果のなかったことも分かりました。
繰り返しになりますが、人生経験です。
効果のなかったストレス解消方法① 飲食
効果を感じられなかったストレス解消方法、まずは飲食。暴飲暴食が正しいかもしれませんね。
暴飲暴食という言葉はややネガティブかもしれませんが、
要は飲むこと、食べることで快楽を得る(ドーパミンやβエンドルフィン)ことになると思い試しましたが、効果を感じられませんでした。
おそらくその原因は、一時的なためかと。
つまり、お腹一杯食べて、お腹いっぱい飲んでも満たされるのはその時だけ。
どんだけ食べて飲んでもすぐお腹は減りますし、、
とはいえ、これはあくまで自分のケースです。
食べることが自身のストレス解消になる方も一定数いるでしょう。
効果のなかったストレス解消方法② 買い物
次が、買い物です。全く効果を感じれませんでした。
「買い物がストレス解消になる」といった文言を耳にしたこともあり試しましたが、
自分の場合、全く効果が感じられませんでした。
直近、Apple Watchの買い替えをしたり、すでにあるにも関わらず2つ目のプロテインやメガネを購入したりとざっと支出が平均よりも約15万円増えました。
ストレス解消を試みた支出です。
しかしこれも飲食と同様、一時的なものでした。
確かに、購入した物の袋を開封したときは気持ちが高ぶります。
ただ結局その時だけなんですよね。その購入した物もすぐ生活の一部となってそれがストレス解消となったとは言えませんでした。
効果のなかったストレス解消方法③ カラオケ
次に紹介するのが、カラオケです。
こちらのサイトで、「歌う」がストレス解消になると紹介されていることを受け、
人生で初めて1人カラオケに挑戦しました。
今思うと友人と行くべきでしたが、一人でカラオケに行ってみたものの、効果を感じられませんでしたね。
その原因を考え、正しい表現かわかりませんが、一人カラオケが盛り上がりに欠けるからでしょう。
これまで「カラオケが楽しい」と思うのは、自分が、もしくは友人が歌うからではなく、その場を楽しんでいたからだと思います。
そのためか、一人カラオケに行って歌っても「楽しい」という感情が湧かず、ストレス解消にはならなったのではないか。
それなら、家で鼻歌を口ずさむのと大差ないのでは、という結論に至るほどです。
ストレス解消法まとめ
以上、ざっくり試してみたストレス解消方法をまとめましたが、実はまだありますが、
ここで全て書き出して、効果があったなかったでまとめます。
効果のあったストレス解消方法(メンタルケア)
- 運動
- ジャーナリング
- 遠出
- 読書
効果の感じられなかったストレス解消方法(メンタルケア)
- 飲食
- 買い物
- カラオケ
- 芸術鑑賞
- 喫煙(学生時代ぶり)
ざっとこんなところでしょうか。
ここ1ヶ月あたりの休日にこれら全てやり尽くしたと思うと、なかなかの行動力だなあと。
先ほども紹介したこちらのサイトですが、TOP10のみチェックしていました。
ただ、ページの下に進むと、TOP30までが紹介されています。
その中で効果のありそうだな、と思ったのが、銭湯・サウナ。
サウナで体が軽くなると体感した覚えがあります。
心身のリフレッシュにも効果があるかもしれません。
また、「瞑想・ヨガ」もランクインしていますが、瞑想はジャーナリングと通ずるところがあるという印象です。
つまり、瞑想によって意識を内に向け、内省することができます。
これはジャーナリングによって、自分がどういう状態か気付かされることと同じだと思うんですね。
あくまで自分の場合ですが効果があると思います。
さいごに
以上、長くなりましたが自身の行ったメンタルケアをまとめました。
改めてお伝えしましたが、これは1個人の行ったメンタルケアであり、その効果も個人差があります。
万人に効くとも思いません。
これはアラサー会社員の人生経験なのです。
今回で気づいたことを今後の人生にも活かす、その意気ですね。
色々が外的ストレスがあるのは分かりますが、そのケア方法が知らないとしんどいままだと思います。
この投稿がどなたかの参考になれば嬉しいですね。
コメント