はじめに
頑張りました。
大好物のどんでん返し映画を邦画、洋画の中から5つに絞りました。
そして前もって断っておくと、いわゆる「THE 定番」は避けています。
例えば、「ユージュアル・サスペクツ」や「シックス・センス」など。故に、ちょっと古いものがほとんど。
その一方で、自分だけが知っているどんでん返し映画など存在しません。
「THE 定番」は避けますが、「それ知ってるよ〜」て作品もあるでしょう。
そこはご容赦いただきたいです。。。
邦画、洋画問わずどんでん返し映画を紹介するつもりでしたが、
結果的に、洋画が5本となってしまいました。
こちらもご容赦いただきたいです。。。
それでは、勿体ぶらずさっさと参りましょう。
個人的お気に入りどんでん返し映画ランキングTOP5のご紹介です。
お気に入りどんでん返し映画 第5位
まず、第5位の紹介。
もう一度断っておきますが、できるだけ「THE 王道」を避けた上でTOP5を捻出してます。
そりゃやっぱり「ユージュアル・サスペクツ」を2位とかに入れたいですよ。。
で、肝心の第5位なんですが、「砂上の法廷」です。
若かりしキアヌ・リーブスが主演です。こちら2016年公開。
特段珍しい設定ではないです。
キアヌ・リーブスが敏腕弁護士を演じ、事件の解決に助力するというもの。
とある家族の父親が殺され、事情聴取を母親や息子など順番に事情聴取が進みます。
ここだけ聞くと、どこにでもありそうな作品。ちなみに殺害された父親はク○野郎でした。
さらに悪いことに、被告人が全く口を割らない。特に息子。真顔すぎる。
割らなすぎて、序盤〜中盤は正直退屈。寝てしまいます。
話が終盤になってもパッとしない。
ミステリーやサスペンスに見られる、徐々にクリアになっていくが見えてこない。
で終わってみれば、「おっ」てなりました。
どんでん返しレベルで言うと、5点満点中3点。
この作品を見て思ったのは、正義てなんぞ?ですね。
お気に入りどんでん返し映画 第4位
続いて第4位。「Us」です。
正直、この作品をランクインさせるのに迷いました。
なぜなら、どんでん返し映画であるものの、ホラー要素が強いため。
ちなみに、ホラー映画は苦手な方です。。。
サプライズとホラーがミックスしたような作品で、近しいものだと「エスター」です。
ざっくりあらすじを解説すると、
とある家族が夏休みに昔住んでいたカリフォルニアに「里帰り」。
わーいわーいと楽しい毎日を過ごしていたとある晩、彼らにそっくりな「家族」が家に来たのです。
そう、「 Us-わたしたち 」です。
そこからその家族にあんなことやこんなことが次々に起こりだす、というもの。
もちろん、最後のどんでん返しにもやられましたが、
今作は一人一人の役者の演技のうまさに釘付けになりました。
最後のどんでん返し以上に、そのストーリー展開自体が「どんでん返し」といっても過言ではありません。
この作品を見て、監督のジョーダン・ピールにハマったのと、ホラーがやっぱり苦手だなって再確認できました。
お気に入りどんでん返し映画 第3位
続いて、第3位は「真実の行方」です。
今作は、映画好きの方ならご存知であろう、エドワード・ノートンが出演しています。
「ファイト・クラブ」でブラッド・ピットと共に名演技を披露した俳優さんです。
そして、後ほど知ったんですが、この「真実の行方」がエドワード・ノートンのデビュー作。
作品商品のために、予告を上に貼ってますが、予告だけじゃこの作品の面白さは伝わらないという印象です。
あらすじは、「砂上の法廷」とやや似ています。
とある事件の容疑がエドワード・ノートンに向くんですね。
弁護人を「プリティ・ウーマン」出演のリチャード・ギアが演じます。
今作を振り返ってみれば「エドワード・ノートンの独壇場」でした。
デビュー作ということも相まってか、またはそれも彼の演技力の賜物なのでしょうが
その辺のふっつーの男性を演じています。
なんですが
そのふっつーの男性に最後全部もっていかれました。
リチャードギアも演技とは言え、「やられた・・・」というような表情をします。
今作の出演後に、エドワード・ノートンはゴールデングローブ賞映画部門助演男優賞を受賞。
俳優ってすごいなと身を持って知った作品でした。
お気に入りどんでん返し映画 第2位
次に紹介する、お気に入りどんでん返し映画は「アイデンティティ」です。
名前は伏せますが、今作も出演す俳優さんの演技にやられましたね。
ざっくりあらすじを解説すると、
大雨がザーザー降るある日、とあるモーテルに11人が立ち往生。
そんな中11人のうちの1人が殺害されます。そして、また1人、1人と殺害されていく、密室殺人が続くというもの。
すごい失礼なんですが、俳優さんらの演技もあり登場人物が犯人顔ばかり。
誰だー誰だーて模索していると、次第に全員に共通点があることが発覚。
そんな緊迫した中で人が殺されるので、共通点はあるものの、
仲間割れと言いますか、お互いがお互いを疑い、そして犯人探しは一向に進まず。
そうこうしてたら、主人公ぽい俳優さんまでもが殺害されます。
これどう話進むんだろうて思ってたんですが、作中の盲点に気づきました。
そして、そこが起点に話がひっくり返った、という展開です。
「アイデンティティ」。なるほど、てなりますね。
お気に入りどんでん返し映画 第1位
いよいよ最後。
どんでん返し系の映画を5つに絞るという無茶をしましたが、個人的に1位は絶対この作品です。
2025年に知った今作ですが、今年見た作品の中でぶっちぎりの1位。
それが「インビジブル・ゲスト」です。
スペイン発の今作品。
オリオル・パウロという監督の作品なのですが、この監督の作品全てがどんでん返し系です。
どんでん返しがお好きな方は、要チェック。
別記事でオリオル・パウロ監督の記事をまとめています。

今作のあらすじですが、
「アイデンティティ」と同様密室殺人もの。
容疑がかかっているのは今作の主人公・ドリア。
なんせその室内にいたのは、ドリアのみ。そりゃそうだ。
1視聴者として「うーん」と考えさせられたのは、その密室から外に出ることが不可能だったという点。
そう、犯人消えちゃった?という設定です。
今作も誰だー誰だーと犯人探しをしました。やっぱりドリア?
でもそれだとつまらん、というのが個人的意見。で、凄腕の弁護士が不利な状況にあるドリアを弁護します、というもの。
この作品を1位に上げた理由は、最後5分の展開。
自分以上にどんでん返し系映画を見てきた職場の先輩が、「やられた」と豪語するほど。
よくある、「最後にひっくり返る」という謳い文句を実現しています。
百聞は一見にしかず、です。
このトリック?ミスリード?に気づける方はいるんでしょうか。
IQ200くらいあったら分かるのかも。
もしくは将棋の天才みたく、幾つものパターンが浮かぶ人。
「え・・・!」て声が出る体験をした数少ないどんでん返し映画です。
さいごに
以上、個人的お気に入りどんでん返し映画を5つ紹介しました。
「THE 定番」をランキングに入れたとしても、
「インビジブル・ゲスト」は1位かもしれないですね。
「カイザーソゼ・・・!」にもやられましたが、いい勝負。
どんでん返しがお好きな方、ぜひ!
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